【長距離トラックドライバー】一度はやってみたかったトラックの運転手。実際は精神、肉体とも大変さの連続でした。

【長距離トラックドライバー】一度はやってみたかったトラックの運転手。実際は精神、肉体とも大変さの連続でした。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
25歳

【当時の職業】
長距離トラック

【当時の住まい】
実家です。
親は他界していたので私が継いだ家です。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
大学卒業後、ちょうど就職氷河期世代で就職浪人をしていました。
色々と職種に悩んで一度とあラック業界も体験しようと思い就職しました。

【環境と仕事内容】
食品を主に運んでいました。
賞味期限など気にするものは少なかったです。
荷物内容のチェック、受取などをしてルート確認。
4トン車に乗っていました。
距離は中〜長距離でした。
職員は30人程。
小さい会社でした。
寮はありません。
週休2日ですが拘束時間が長いのでなかなかリフレッシュが難しかったです。
給与は良い方でした。
手取りで30ほど貰っていました。

【大変だった時期】
大変さは半年後から実感するようになりました。




【大変だったこと】
人間関係などは特に何もありません。
ほぼ一人で仕事していますから。
大変なのは時間との闘いです。
遅れると先方に迷惑が掛かります。
どのルートなら混んでいないか道を選ぶのが難しい点でした。
事故など予見できるわけでもなく、こればかりは勘、と言わざるを得ませんでした。
また、走行に関しても厳しいです。
事務所にデジタコで走行速度や時間、距離が伝わるようになっており、違反スピードを出すとペナルティでした。
ペナルティは罰金で数千円程度だったと思います。
後はゆっくり休めない点も大変でした。
長時間のドライブは腰に来ます。
PAで休もうにもどのような姿勢で寝ても体が痛かったものです。
睡魔と闘いながら、フラフラになりながら運転していました。

【大変だった期間】
半年ほど勤務しました。




【当時の心境】
遠い所は大変だなあと思うとともに一人が好きなのでその点は気楽でした。
ただ、前述のような大変さは現実としてあり、長くは続けられないなと思っていました。
楽しかったことは余裕がある時にした携帯ゲームでしょうか。
寂しいもんです。

【職場が大変だった原因】
仕事内容が大変なのでその辺りではないでしょうか。
ブラックな会社もありますが、私が勤務した会社はそうでもなかったように思います。




【仕事で良かったこと】
長距離のドライブは人生でしたことがなかったので、初めて長距離を成功した時は達成感が強かったです。
片道200キロほどでした。
慣れてくると充実感というか、淡々と、いかに疲労を抑えつつ時間以内に届けるかを考えることに専念していました。




【特にひどかった最悪の出来事】
先方に遅れて荷物を届けに行った時の事です。
大きな事故があり、渋滞で送れることは先方ええ伝えていましたが、なかなか納得されず怒鳴られました。
結局は受け取っていただけましたが理不尽な世界です。
おかげで他の運送会社にチェンジされてしまいました。
会社からすると仕事を一つ失ってしまった、損害を出したわけです。
理解ある会社でしたので、帰社すると責められることはありませんでしたが、今度は「速度違反が〇〇回あって、ここに傷ができてて」と、色々と払わされました。
もちろん、すべて自分が悪いので納得はできましたが、悪いことは重なるのだなあと思いました。
先輩が大変だったなあ、と慰めてくれました。
誰もが経験し、通る道だそうです。




【相談した人・助けてくれた人】
仕事中は一人なのでほぼ誰にも相談はできません。
PAで休んでいる時に会社に連絡はしていましたが。
先ほどとかぶりますが、先輩が「大変だったなあ、誰もが一度は経験することや」と慰めてくれたことは救いになりました。

【改善のための行動】
仕事の性質上、大変なことは自動運転にでもならない限り変わらないでしょう。
運転環境は色々と改善できるでしょうが。
あとは渋滞解消などですが、これも政治レベルの話しなので一ドライバーが何とか出来るものではありません。
経験を積んでベストを尽くす、これしかないでしょう。




【現在の状況と心境の変化】
その当時から15年ほどたっています今は全く別の会社、業種に転職をしました。
トラック業界には戻ろうとは思いません。
腰痛が強いので・・・。
やはり自宅でゆっくりできる時間が一日一回、十時間以上はほしいですね。
当時と変わらず独り暮らしですが、私生活は何とか充実しています。
収入は減りましたが趣味活動にゆっくり時間を費やしています。

【学んだこと】
色々な業界があります。
トラック業界はとても身近ですが、実質は大変な業界でした。
色々な経験ができて良かったと思っています。



【当時の自分へのアドバイス】
今の仕事とは全く違う業種ですが、それでもなにかしら現在の仕事に共通する部分はあります。
今の仕事も運転して時間に遅れないようにしているわけですから。
もちろん道路交通法も守りながらです。
当時の経験は今でも生きているわけです。
肉体的にはしんどいかもしれませんが、若いうちにしかできない部分が多くある仕事なので頑張ってください。